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眠るための夜ではない

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2013.10.08 Tue no title

別れと同じだけの出会いがあったはずなのに

どうして 思い出すのはさようならばかり


その夜の正統性を説くように

月はただ優しく見下ろしている


虫けらでさえなぎ倒さぬ柔らかさで

風が目の前を駆けていく

泣きたくなる



かろうじて照らし出す明かりのもとでしか

その人を見つめられないのは何故



定期的にやってくる

似たような夜に繰り返す 似たような過ち

似たような反省 似たような明け方

もう分かっている


選び取って留まる思い出の中で

星空だけが 輝きを増している