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眠るための夜ではない

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2016.10.30 Sun

斜光を塗って泳ぐ
か細く湿気た声
どんな過去があったろう
どんな未来があったろう
あなたのその
身ぐるみ剥がされた魂に

しんしんと冷えたフローリングに映る
優しい夜を夢見ている
動物を思わせる漆黒の瞳
その笑顔を前にして私はもう泣くまい
知っていたのだずっと
ハッピーエンドもバッドエンドもそう変わりはない

暗がりに抱かれてちぎれてしまったあなたの
目になって舌になって
手になって足になって
心になって涙になって
私はあなたを生きたのだ

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