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眠るための夜ではない

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2014.12.05 Fri

濡れて萎れたタオルの揺れる窓辺
眼下を通り過ぎる見えない風の手
錆び付いた緑の鮮やかな水面
あるいは冬と名のつく全てのもの

枯れ木のようにうな垂れて諦めた指先
穏やかにうねる瞳孔の中の灯火
脳に直接語りかけてくる人の声
あるいは全ての祝福された死

トビウオとペンギンの舞う空で
いつか赤い風船を打ち上げたなら
虹色のツェッペリンが迎えにきてくれる

間に合わせのドラムでビートを刻む
懐かしい顔触れが揃ってマーチする
黄金色に乾いた紙面
めいめいに踊るひらがなとカタカナ
地上で初めて描かれた絵画に似ている
そこにいつかみんなで一緒に住む


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