FC2ブログ

眠るための夜ではない

Home > 未分類 >

2014.12.05 Fri

恥ずかしい色と形をした
恥ずかしい生き物
暗がりを貪り、灯火を夢見る
黴のような穏やかさで

街のどよめきが遠く聞こえる
そこで私がなんと呼ばれているか知っている
遠ざかるほど大きくなる
近づくほど小さくなる
誰かの祈り

暗闇よ
私の輪郭をあらわにして
かき混ぜておくれ

どこまでも続く洞窟の
その奥へ、誰も立ち入ろうとしない
苔に覆われた高潔な魂
それだけを財産にして
生きていけたなら
生きていけたなら


スポンサーサイト



Comments

name
comment
comment form
(編集・削除用) :
管理者にだけ表示を許可