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眠るための夜ではない

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2014.12.27 Sat

セーターの荒い網目に
溢れたコーヒーの雫が落ちていく
その行方を思うだけで
きっと優しい気持ちになれる

抱きしめているつもりで
抱きとめられている母親たちを
もう誰も責めない
曇ったガラスに指先で描く
老人の夢物語
その中に私はいる

優しくて厳かな冬が来る
初恋がもたらす死のキス
選び取った過ちのひとつひとつが
花になって咲き乱れる
そんな荒野に、明日の今頃はいる

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