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眠るための夜ではない

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2014.12.27 Sat 月夜

落ちた暗がりに
理由もなく踊るこの胸には
むき出しの野生がいる
わたしのお母さんのお母さんのお母さんが
生まれるよりも、ずっと前の

不気味な色と形をした
言葉を知らない獣たちが
身を寄せ合って暖をとる
照らし出す月の上では
やはり似たような宇宙人たちが
似たようなことをしている
そんな気がする

暗闇の中で握る
見知らぬ人の掌は冷たくて
名前も性別も分からないあなたの、
心をそれでも想う
千年前はただ風だけが支配していた
この明かりのひしめく街を渡りながら


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