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眠るための夜ではない

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2016.04.26 Tue

同じ始まりと終わりをなぞるだけの物語なら
その顔に名前はいらなかった
遮るものさえなければわかり合えるとでもいうように
私達は一糸纏わぬ姿になって
互いの背中を引っ掻き合う

開け放した網戸から吹き込む
暴風雨がささやかなお喋りを掻き消す
けだものたちの食卓
だけど、二足歩行しているときよりも
このほうが優しい私でいられる気がするの

アルバムを完成させるための一枚なら
綺麗なだけの景色を探せば済むこと
結末も道筋もありはしないんだ
うすうす気づいていたことを、今度こそ確かめるために
私は今夜あなたに出会う
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