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眠るための夜ではない

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2016.04.26 Tue

草の焼ける匂いがする
水平線が地球の形をしている
朝なのか夕方なのか皆目見当がつかない
風に遊ぶ あれは誰かの手紙
約束では何一つ取り戻せない草原を
私は今歩いている

嵐の中でも輝きを失うことのない
あの一滴を探している
叫べば叫ぶほど私の声は小さくなっていく
波が柔らかいブランケットのように
星を優しく窒息させて
ノブのないドア
あなたの答えを待っている

漂流 気の向くままに
漂流 計画通りに
漂流 あなたのいるところに
漂流 目印の段ボールハウス
漂流 黄色いカーテンの窓に
漂流 始めの目的地に

前を向けば怖いくらい遠くまで見える
音のない夢を見ているみたい
骨の砕けるほど固く握りしめても
あなたは涼しい顔をしたまま
優しい風 優しい街
夜が声になって響いてる
がらくたみたいな景色
雨が唇を舐める
一番最初の光
あなたはただそこにいる

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