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眠るための夜ではない

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2016.06.08 Wed

不感症の心を抱いて
私はあなたの隣に横たわり
二人分の孤独を眠る

鼻も目も唇も
私とは違う形をした
お人形のような人
眠っているあいだは
死んでいるのと変わらない
昔の誰かは言いましたとさ

夜が来れば暗がりに
昼が来れば眩しさに 惑わされて
いつかの恥ずかしくて暑苦しい言葉の
有効期限を問う
閉じたままの瞼に

不感症の心を抱いて
私はあなたの剥き出しの背中に触れ
二人分の夢を見る

一糸纏わぬあなたの身体は
それでいて世界一薄い膜に覆われて
宇宙の果てのように遠い だから
心の通わぬ人は
死んでいるのと変わらない
昔の誰かは言いましたとさ

私にしか聞こえない音楽で
私にしか見えない虹で
幕を閉じるのならば
暖かな夢の
どこよりも深いところへ沈んでいく
不感症の心を抱いて
はじめから誰もいなかったのに
ろくすっぽ感じもしないくせに
ああ もがれていく
身体のどこか
いつのまにか触れていたところ
不感症の心を抱いて

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