FC2ブログ

眠るための夜ではない

Home > スポンサー広告 > スポンサーサイトHome > 未分類 >

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2018.12.19 Wed

ついさっきまでそこにあった月が
今はもう誰かのもの

爪と爪の隙間から
生ぬるい風が忍び込み
私を内側からふくらます
舞い上がり、弾けて
遠ざかり、弾けて
呻き声の名残だけが
壁の染みになってあなたを思い出している

1時間前には
触れそうなほど現実味を帯びていた夜が
今はもう誰かのもの

星と星の間に渡した梯子を
ひとりでによじ登っていく
泣き虫の子供が見える
誰かによく似た背中

よじれた背骨を、人生に例える
そんな陳腐な言い回しも
今はもう誰かのもの

スポンサーサイト

Comments

name
comment
comment form
(編集・削除用) :
管理者にだけ表示を許可
QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。