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眠るための夜ではない

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2018.12.20 Thu

はだかんぼの街路樹に
かろうじて引っかかった秋の名残を
からかうようにもてあそぶ

モザイク模様のアスファルトのその先
くだらない奢りもあけすけな期待も
そこではいつか草木に還る

爪の隙間に挟まった
湿った土の匂いがしていた
揺れて乱れた針金みたいな毛先を
なおそうともしないまま

28回目の冬が来る
いまだ慣れない寒さを噛みしめる
忘れ続けていく
思い出し続けていく
とうとうと

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