FC2ブログ

眠るための夜ではない

Home > 未分類 > no title

2011.01.08 Sat no title

胸のつかえた真夜中は

ひびわれた指先で奥までえぐって

へどを吐いて泣いています

すがすがしいほどの空っぽを目指します


思い出に取り憑かれた日曜は

目に入るもの片っ端からひっくり返して

少しだけ深爪をします

一週間も経てば治る傷をつくります


大抵のことは

汗ばんだ背中と からからの叫び声で

中途半端な痛みと 少しだけ知り合いに似ている他人で


それでも救えない昼間は

黴臭いシーツで荒ぶる呼吸を抑えて

ひたすらにじっとしています

できるだけ静かに眠っていることです


そうでなければ

ひき殺した狐の夢を見ていることです

撃ち落としたカモメの悲鳴で

途絶えそうなSOSを聴いていることです



人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



Comments

name
comment
comment form
(編集・削除用) :
管理者にだけ表示を許可