2011.01.14 Fri アイドル
見た名以上に賢くて 割り切ってる君の
平等な無関心が好きだ
アイドルなんてみんなあばずれよ
サークルの女友達はそう言うけれど
僕に言わせれば女なんてみんなそう
だから悲しいときは君の曲を聴く
手軽な食事と安っぽいアパートで
造られたイノセンスを眺めている
シャンプーの香りとか 肉の柔らかさとか
そういうものの伝わらない液晶越しに
去年の今頃に別れた元カノの捨て台詞は
ありふれた 「男なんて馬鹿ばっか」
俯いて「君だって」と返した僕
狼狽が諦めに変わるのを見ていた
だから僕は
年若い君の わざとらしい健気さが好きだ
頬が触れるほど顔を寄せても
決してゼロにならない 完成された距離が大切だ
血の通った男と女なら誰でも
傷ついたこと 傷つけたことのある人
それぞれの思い出を癒すのに必至なままで
散り散りになっていく
だから僕は ざらついた雨の日にも
例えば君が歌うことを止めたときには
誰が君に歌ってやるんだろうとか
心配したりしない
そのとき君がしてやる膝枕の
暖かさとか 柔らかさとか
考えたりしないんだ
平等な無関心が好きだ
アイドルなんてみんなあばずれよ
サークルの女友達はそう言うけれど
僕に言わせれば女なんてみんなそう
だから悲しいときは君の曲を聴く
手軽な食事と安っぽいアパートで
造られたイノセンスを眺めている
シャンプーの香りとか 肉の柔らかさとか
そういうものの伝わらない液晶越しに
去年の今頃に別れた元カノの捨て台詞は
ありふれた 「男なんて馬鹿ばっか」
俯いて「君だって」と返した僕
狼狽が諦めに変わるのを見ていた
だから僕は
年若い君の わざとらしい健気さが好きだ
頬が触れるほど顔を寄せても
決してゼロにならない 完成された距離が大切だ
血の通った男と女なら誰でも
傷ついたこと 傷つけたことのある人
それぞれの思い出を癒すのに必至なままで
散り散りになっていく
だから僕は ざらついた雨の日にも
例えば君が歌うことを止めたときには
誰が君に歌ってやるんだろうとか
心配したりしない
そのとき君がしてやる膝枕の
暖かさとか 柔らかさとか
考えたりしないんだ
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