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眠るための夜ではない

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2011.02.14 Mon no title

ほだされかけの魂

砕けてしまわないように

離れていかないように

食い込ませた指先が

回した両の二の腕に

深く深く沈む


首の皮一枚で繋がった

項垂れた頭が

胡座をかいた両足の間に

ごろんと落ちる

抱きしめるように前のめり

皮膚も肉も血液も

このまま一つになってしまえたらよかった

こどもたちの粘土遊びのように


痒みも痛みも空腹も

この容れ物を苦しめるものが

どこにもないところへ行きたいの

ただ 混じりけのない魂の音だけを

聞いていたいの


暴かれて

抉られて

あざとく回した両腕が

絡まってほどけなくなるまで


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