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眠るための夜ではない

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2011.02.17 Thu no title

乳房の上に小人が座っている

にやにやと笑いながら

乳輪のあたりを引っ掻くもので

私の子宮には花が咲く


まき散らしている花粉を嗅ぎつけて

あるものは股から

あるものは口から

入り込もうとするけれど

手も足も痙攣がおさまらず

もうそれどころではない

悲鳴さえかき消されて

帰ってくる木霊も遠い


見下ろせば小人はまだ

にやにや笑っているのだが

首から提げた札の名前もなく

かつては愛してさえいたそいつの

今はもうしわがれた声を

風に聞くのみである


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