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眠るための夜ではない

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2011.02.20 Sun

「涙が出るほど懐かしい」って

どんなだったろうって

それさえ思い出せずにいるなら


照らし出す蝋燭の炎だけが

優しく 柔らかく 揺らめいて

それにすら首枷をはめるなら

いっそ吹き消してしまうから


「もう行っていいの」

微かな蛍の合図を

いつまでも待つけれど


涙が出るほど懐かしいって

口にして始めて思い出すなら

何度でも口にしてあげるから


重ねた掌もしわがれて尚

言葉少なにかさねる奇跡を

信じてはいないから


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