2011.11.02 Wed 年越し
閉じかけた傷口の
まだ乾ききらないとこをを抉って
ぶりかえした痛みの分だけ
哀しみが砂浜に打ち寄せる
垂れ流すみたいに吐いた嘘は
今はもう宛先の滲んだ手紙
ドラム缶ごと油をまいて
思い出の焼ける匂いを嗅いでいる
魂が砕けてゆく
にぶいにぶい音を聞いていた
濡れた翼のはためく
瑞々しい諦めに似ていた
今はもう知らない人の
次に会うときはきっと
めくりきったカレンダーの向こう側
額縁の中で微笑んでいる動物たちに、
さようならも言える
まだ乾ききらないとこをを抉って
ぶりかえした痛みの分だけ
哀しみが砂浜に打ち寄せる
垂れ流すみたいに吐いた嘘は
今はもう宛先の滲んだ手紙
ドラム缶ごと油をまいて
思い出の焼ける匂いを嗅いでいる
魂が砕けてゆく
にぶいにぶい音を聞いていた
濡れた翼のはためく
瑞々しい諦めに似ていた
今はもう知らない人の
次に会うときはきっと
めくりきったカレンダーの向こう側
額縁の中で微笑んでいる動物たちに、
さようならも言える
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