2012.12.13 Thu no title
灼熱の夜といてついた朝の隙間に滑り落ちて行く
胎児さながらに丸まって頭を抱えたこの身体は
触れる人もいなければ、一人でに朽ちていくのみ
たった一つの同じ不安を抱えて
置いてけぼりの魂
形ばかり大きなこの器に
子どもの頃恐れていた悪魔や怪物は、けしていなくならない
姿を変えてやってくるだけ
すれ違う人々の中の、誰が
笑顔の下に私を傷つける牙を持っているのか
訪ねても、誰も答えてはくれぬ
おやすみなさいの言葉は、世界を遮断するための呪文
睡眠の分厚い壁の向こうに
寄り添う体温にひとり、名前をつける
ここには私以外誰もいない
胎児さながらに丸まって頭を抱えたこの身体は
触れる人もいなければ、一人でに朽ちていくのみ
たった一つの同じ不安を抱えて
置いてけぼりの魂
形ばかり大きなこの器に
子どもの頃恐れていた悪魔や怪物は、けしていなくならない
姿を変えてやってくるだけ
すれ違う人々の中の、誰が
笑顔の下に私を傷つける牙を持っているのか
訪ねても、誰も答えてはくれぬ
おやすみなさいの言葉は、世界を遮断するための呪文
睡眠の分厚い壁の向こうに
寄り添う体温にひとり、名前をつける
ここには私以外誰もいない
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