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眠るための夜ではない

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2012.12.13 Thu no title

太陽が沈んで

暗闇が訪れると

この部屋は列車になる

音もなく発車する


飛び越えていく街の

そこここに、明かりが見える

その明かりの一つ一つに

違った家族が住んでいる


去年の今頃は

空き地だったあの場所も

今は煌びやかなお城

恋人達が愛し合う


子犬が駆け回った高架下も

少女が埋められた学校の裏山も

削れていく


午前七時に辿り着いたコンビニで

おでんを買って行く

ついでに、あなたの煙草も

駅前のおんぼろアパートを

私の終点にする

できればずっと
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