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眠るための夜ではない

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2013.01.18 Fri no title

優しい色をしているなと思った

前に何処かで会った気もしたけれど

確かめるのは気まずいので

雨が上がるまで黙っておいた


傘立てに差したビニール傘は

どれが僕のものかもう分からない様子で

適当に取った一つで

変わるような人生もあるものかと首を傾げる


滴り落ちる雨だれの濁った色が

やがて君のワンピースの水玉模様に溶けて

青白い肩がするすると出てくるのを

不思議な気持ちで見つめていた


ああ 返し忘れたビデオが

まだ二、三あったなと思った


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