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眠るための夜ではない

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2013.01.21 Mon no title

導かれた誤解は

赤い首輪で繋がれて

貴方の小指の先から

滴るように垂れ下がる


掌で藻掻くちょうちょの

ダイヤモンドのような鱗粉が

乾いた傷口に染みて

あふれ出る粘液を促す


赤血球が足りない

白血球も足りない

心臓は一つ多くて

胃袋は小さすぎる

のに、見あたらないのは腎臓

言葉を司る


吹き飛ばされていく屋根の向こう

覗いているのは聾唖の巨人

千切れた鎖を追いかけて

犬のように駆け回るわたし

見てもいない貴方


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