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眠るための夜ではない

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2013.01.21 Mon no title

それは痛みに似ている

少しばかり丸みを帯びていて、

表面の辺りは黒ずんでいる

中は言うまでもない

君が知っているあの色


雨が降った朝には

湿ったアスファルトの匂いだけで、

私の腹は一杯になる

ボウルにぶちまけられた吐瀉物の

穏やかな色を眺めて一日が過ぎる


ぴったり六時間の

睡眠と睡眠の間をつなぐ

忍耐と惰性の毎日


ぴったり十二秒の

安らかな思い出をつなぐ

生温い人の一生


そしてそれは浮上によく似た

落下の形をしている


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