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眠るための夜ではない

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2013.04.09 Tue no title

同じだけの体温ならば

より 優しい声のする方へ

より 長く続く夢の方へ


同じだけの悲しみならば

より まやかしの少ない方へ

より 明るく燃える炎の方へ


ひきずられるように

階段を上がっていくひとびとの

俯いたうなじにも

かつては 愛された痕跡

かつては 輝いていた 痕跡


降り注ぐ夜におやすみを言い聞かせて

寄りそう人のいない冷たいベッドに眠っている


地球ごとひっくり返るような荒波の中で

海に浮かべたこのたましいにしがみついている


いつまでも

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