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眠るための夜ではない

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2013.04.09 Tue no title

リビングから見える

切り取ったような夕陽の手前で

君が皿洗いをしている


ベランダのすぐ外を

走り抜けていく電車の

窓に映る、顔 顔 顔

心なしか日に日に近づいてくる車体を

ただ気づかないふりでやり過ごす


時計がなる

夜がふける

食卓のオートミールに突っ伏して

子ども達は眠る


いつしか君は同じ髪型で

同じ服を着て

同じポーズのまま

キッチンに根を張る

振り向いた顔には、薔薇が咲いている


また電車が通る

やけにゆっくりと流れていく窓の向こうに

僕が乗っている

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