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眠るための夜ではない

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2013.12.17 Tue FALL

どの歌の

どのことばも

その人のことのように聞こえる



干からびた野良猫の抜け殻のように

あるいは

伸び上がったスミレのうなじのように

ただ 守られていたい


誰も見ていない灯台の明かりのように

あるいは

この地球に差した 最初の朝の光のように

ただ 腕を広げていたい


いやに人当たりの良い笑顔で

均したり しないで

優しいだけのおやすみで

今日という日に幕を 閉じないで



だれひとり置き去りにしないで

さようならを言うこと

それだけ

それだけのこと


永遠より 少しだけ長く

そのひとみの縁を覗き込むこと

それだけ

それだけのこと


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