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眠るための夜ではない

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2014.03.19 Wed no title

真っ二つに割れた月の中から

きみがどろどろに溶けながら生まれてくる

ピンク色のねばねばと

まだ柔らかいままの 骨を鳴らして


夜よりも暗い水面を滑って

はぐれてしまった掌を探しながら

彼はいまだ気づかない

漂流しているのは自分だということに

でも そんなものだろう


唾液とも血液ともつかないもので満たされながら

僕は天の川へ昇天していく

飛沫

生乾きのシーツ

そう 見栄えのしないフレーム


でも そんなものだろう

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